名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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2011年8月26日よりブログ開始
2012年5月GW中にカテゴリ分け再編&アクセスカウンター設置
2013年5月 CONAN CP SEARCH 登録
2013年6月 青山探索館 登録
連絡先:hamanosuronin★gmail.com(★を@に置き換え)
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獲物
カテゴリ★インターセプト3
※前回からつづきのショートです。
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扉の前に着地した俺の視界に、揺れる影が映った。
跳ね起きて避けようとしたが遅かった。

後頭部に衝撃を覚え、俺は膝を着いた。

─────もう一人…隠れていたのか。

痛みを覚える前に、意識は闇に溶けていった。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・




「バーボン!! 本物か?!」

「やだなあ、ウォッカ。見れば判るでしょ。ぼくですよ」

気を失わせた怪盗を抱き上げ、ぼくはにっこり笑って見せた。
警察のへりが迫っている。ジンもきた。相変わらず険が深い。

「いつからそこにいた、バーボン」

「少し前から。ここの機密は処理しました。早く行きましょう」

「気に入らねえな。怪盗を生かしたまま連れて行く気か」

「確保したのはぼくですよ。それに撃たなかったのはあなたでしょ」

「防弾のインナーに何か仕掛けてやがる。喰えねえガキだ。わざと撃たせようとしやがった」

「兄貴、急がねえと…囲まれちまいやすぜ」





高速エレベーターで一気に地上に降りる。ヘリで到着した警察がすぐに追ってこられないよう、エレベーターの電源を壊してからビルを飛び出した。


RX7の後部シートに怪盗を載せ、途中で目覚めないよう薬を打った。
ポルシェのウィンドウ越しに瞳を光らせているジンに肩を竦めてみせる。

あなたにはずっと狙っている〝工藤新一〟という獲物がいるでしょ。
怪盗キッド。この〝獲物〟はぼくがもらう。あなたに渡したら明日には怪盗は屍だ。そんな勿体ないことはさせない。

〝殺しのリスト〟に怪盗が名を連ねていると言うのなら…要は〝この世界〟から〝怪盗を抹殺〟すれば済むことでしょう?

翼をもいで。
白い衣装を剥ぎ取って。
モノクルを奪ってしまえば、怪盗は消える。

後に残るのは何なのか。

ぼくは物凄く興味があるんです。

〝探り屋〟のぼくの血を湧かせるものが、怪盗の仮面の奥に隠されている気がするんですよ…。





20131001

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