名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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2011年8月26日よりブログ開始
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誤解《1/2》(新快前提 白馬→快斗)

※パラレル設定=普通の高校生BLカップル・新一と快斗。快斗くんが純情でカワイめなのが特徴(?)です。前回2012.2.11up『悪酔い』で平次と白馬にダブルで襲われかけ、大ピンチだった快斗くん。その少し後のお話…。

――――――――――――――――――


たぶん、夢だったんだ。

あんなこと現実であるわけがない。

ずっとそう思っていた。思い込もうとしていた。


学校での白馬は親切で優しくて、リーダーシップもあって頼もしい友人だ。俺が困ってる事があると、いつもさり気なくフォローして助けてくれる。

あれは――やっぱり夢だ。

馴れないお酒を無理して飲んで、悪酔いしたせいで見た、馬鹿馬鹿しい……とんでもなく恥ずかしい夢。
あんな夢の事なんて、誰にも話せやしない。
あんな夢を見るなんて……俺ホントにどうかしてる。新一にだって、絶対に言えない。



「僕の顔に何かついていますか?」

「……えっ」

ぼうっとして白馬を見ていたら、白馬と目が合ってしまった。慌てて目を伏せる。

「ううん! ごめん、なんでもないんだ」

「この間から少し変ですね、黒羽くん。何か心配事があるなら相談にのりますよ」

「だ、大丈夫」

慌てて首を振り、白馬のそばから離れた。背中に白馬の視線を感じてどきどきする。―――少し、怖い。

どうしてだろう。
優しい白馬が…怖いなんて。






うう、重い。

ビンボーくじを引いてしまった。

たまたま通りかかった体育準備室で先生に捕まり、用具運びを手伝わされるなんて。一緒に運んでた先生は校内放送で呼び出されてどっか行っちゃうし、俺一人でどうしよう……。先生早く戻ってきてくれないかな。

「ああ、黒羽くん。いたいた」

振り向くと渡り廊下から白馬がこっちに歩いてくるところだった。

「…白馬!」

「職員室で先生に頼まれて手伝いに来ました。体育館の倉庫に入れとけばよいそうです。こっち持ちますよ?」

「あ…うん。ありがと」

白馬と二人で畳んだマット四枚を片方ずつ持ち上げた。


――― なんだか気まずい。
白馬は親切で手伝いに来てくれたのに……なんだろう、この落ち着かなさは。
このまま二人きりになって大丈夫だろうか。
放課後の体育用具室。体育館から扉一つだ。部活の生徒たちもいるはず。……大丈夫。

「大人しいですね」

「えっ」

「もしかして――僕が怖いのですか」

「…………」

用具室に着いてマットを降ろした。

制服に付いた汚れを白馬が手で払う。

「僕が君に何かしましたか?」

「…………」

どうしてだろう。

いつもなら部活の生徒たちが集まり始める頃なのに―――体育館には誰もいなかった。妙に声が響く。白馬の囁くような甘い声が、俺の耳にこだまする。

「……ううん」

白馬の問いに首を振る。一歩近づく白馬に、思わず一歩後退った。

「ではなぜ――そんな顔をするのです? 心外ですね……僕はこんなに君が好きなのに」

――え……?

足が何かに引っ掛かってひっくり返った。尻餅を付いて倒れ込んだ背中が跳び箱にぶつかる。

「あ――あの、」

「聞こえませんでしたか、黒羽くん。僕の君への気持ち」

屈み込んだ白馬の眼差しが目の前に迫る。

竦んで動けない。どうして怖いのか自分でもわからない。でも怖い。
なぜだか白馬が怖くてたまらない。


―――あ――!


俯きかけた顎に白馬の長い指がかかり、はっとした瞬間、白馬の口付けで唇を塞がれていた。






《2/2》へつづく


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このところ毎晩眠すぎて挫折続きです。 (*_*;
花粉症の薬飲んでるからかなぁ~?


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