名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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If《2》 (新一×快斗)
――――――――――――


下校しようと思ってカバンを担いだところへ、白馬が血相変えて教室に飛び込んできた。

「黒羽くん、早く裏から帰って下さい!」

「は? なんだよ、いきなり」

わぁー、とか、きゃー、とか叫んでる女子の歓声が外から聞こえてきた。

「彼が来たんです!」

「彼って…」

「工藤ですよ。工藤新一が名指しで君に会いにやって来たんです!」





――そんなつもりはなかったのだが、江古田高校正門前が騒ぎになってしまった。

自分としては普通の高校生とそう変わらないつもりでいるのだが、それは周囲が〝オレ〟という存在に慣れてるからであって、通常から逸脱した場所へ来ると時々妙に騒がれてまいる事がある。
今がまさにそうだった。
なんだかスゴい視線が集まっててヤバい。これでは黒羽が校内にいても出て来ないのではないだろうか。避けられてしまうかも知れないと思うと気が気でない。

仕方ない、一度ここを離れるか……と思ったら、急にどよめくような歓声が湧いた。

背の高い奴がこっちに向かってくる。
――白馬じゃねえか。
白馬も江古田だったか。失念していた。


さらにまた歓声が起こった。

白馬の数歩後ろから誰か歩いてくる。
オーバーではなく、マジで心臓の鼓動がドクンと跳ね上がった。

黒羽快斗。

オレを見て真っ直ぐ歩いてくる。周囲の喧騒が遠のいて、黒羽以外目に入らなくなった――

目の前を白馬が遮る。

「突然何の用ですか、工藤くん」

「いや…ちょっと黒羽――くんに会ってみたくて」

「なんでですかっ、彼に近づかせるわけにはいきません!」

白馬の剣幕に呆気にとられていると、その白馬の背をドン、と叩いて黒羽が目の前に現れた。

「ばぁか。なに余計な心配してんだよ、白馬」

そう言って、にっと笑みを浮かべて俺を見る。

「よっ、こないだはお疲れ! 俺のこと覚えててくれたんだ?」

「あ……うん、なんか騒ぎになってすまない。も、模試結果に名前が出てたんで」

黒羽の人懐こい笑顔に安心すると同時に自分がワケ分からなくなってて焦る。落ち着けオレ。

「移動しようぜ、とりあえず。じゃあな、白馬」

「いけませんっ、黒羽くん! 僕も行きます」

「ややこしくなるからいらねーよ。来いよ工藤!」

走り出した黒羽に、オレも慌てて駆け出した。

この時にはもう――黒羽がキッドかもしれないという漠然とした疑念は完全に吹っ飛んでいた。




If《3》へつづく

―――――――


また続いちゃってすみません(汗)。
ごめん白馬くん!出しといて邪魔者扱いにして;そのうちお詫びするから…(^_^;)

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