名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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チビ新快2
※20140618upの続編的な…(^^;)?
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「月下の淡い光のもとで、再びお目にかかりましょう。アデュー!」

ポン!とおとがするとお父さんは白いけむりにかくれてみえなくなった。



「マジックはしかけがあるんだ。だからぜんぜんフシギじゃないよ!」

お父さんがいるへやに行こうとしたら、すぐうしろで声がした。
マジックはふしぎにきまってるのに、へんなこというやつだとおもってそっちをみたら、見たことあるやつがいた。

「あっ」

「あっ」

おれが『あっ』って言ったら、そいつも『あっ』て言った。

「快斗!」

「なんだ、新一か」

まえにレストランであったことある新一だった。お父さんのしりあいの、まえがみクルリンおばさんのこども。
新一は、さいしょちょっとビックリしたかおしたけど、ふん、とヨコをむいた。

「いま、お父さんのマジックがフシギじゃないっていったの、新一か?」

「そうだよ」

ヨコむいたままで、新一はまた『ふん』とした。

「へんなやつ。マジックはふしぎだからマジックっていうのに」

おれがちょっとおこっていったら、新一がこっちをむいた。

「ふしぎじゃないよ」

「ふしぎだよ。きまってんじゃん」

「ちがう。わからないようにしかけをつくってるだけだ!」

新一がおこったみたいにいった。

「おまえ、ユメがないなぁ。ろくなおとなにならないぞ」

「ユメをみるのはこどもだ。おとなはげんじつをみなきゃいけないんだ」

「じぶんだってこどもなのに、へんなの」

「へんじゃない。快斗はバカだ」

新一のやつ、まえみたいにまたバカって言った。
あたまにきたから、おれは新一にあっかんべーした。

「なんだよ!」

「バカって言ったやつのほうがバカだもん」

「なんだとぉ」

「やるか!」

ケンカならまけない。新一がかかってくるのをよけてやっつけようとしたら、きゅうにあしがふわっとなった。

「うわぁ?」

「あ、おとうさん!」

新一もメガネのおじさんにダッコされて、てとあしをバタバタしてる。

「こら、快斗。喧嘩はいけないぞ」

「けんかじゃないもん」

しまった、お父さんにみつかっちゃった。

「新一、失礼だぞ。おまえだって父さんの小説に文句を付けられたら頭にくるだろう?」

「お父さんの小説はみんなおもしろいっていってるよ!」

新一ってシツコイやつだなー。ふつうおとなにちゅういされたら『ごめんなさい』ってするのに。

そのあとおれはおれのお父さんに、新一は新一のお父さんにおせっきょうされて、ふたりでいっしょに『ぐるぐる5かいのけい』になって、目がまわってふらふらになってごめんなさいした。




「ちえっ」

このまえ新一とあったときは、けっこうたのしかったのに。ちえっ、新一のばーかばーか。

「快斗」

お父さんがしゃがんでおれをみる。
どうしよう、こころのなかで新一のわるぐちいってるのきこえたのかな。

「快斗、お父さんはここで待ってるから、新一くんとちゃんと仲直りしてきなさい」

「えーっ。やだよ、べつに新一となかなおりしなくていいもん」

「それは悲しいな。お父さんはお友だちみんなと誰とでも仲良しの快斗が大好きなんだがなぁ」

「だって…」

べつに新一がきらいなんじゃない。マジックにもんくいうからべーってしただけだ。

「新一くんは快斗と同い年だそうだが、将来は探偵になるって決めているそうだよ」

「たんてい?」

そういえば、このまえもなんだかそんなこと言ってたな。

「ああ。だから、マジックのタネを見破ろうと一生懸命にお父さんのステージを見ていたそうだ。でも最後まで解らなくて悔しかったんだろうとお父上が話していたよ」

「へー…ほんと?」

「だから次は絶対に見破るって言って、またお父さんのステージを見にくるって約束するために、さっき楽屋へ挨拶にきてくれていたんだよ」

「そうなのか~。マジックわからなかったから、またくるんだ!」

なあんだ。おこってたからもうこないのかとおもった。

「またこんど新一がきても、お父さんのマジックはふしぎだよね?」

「もちろん」

お父さんは片目をつぶっておれにニコッとした。

「探偵が何人来ようと、お父さんは何度でも探偵たちをあっと驚かせてみせる。だから心配はいらないのさ」

「うん、わかった!」

へへへ、ザマーミロ、新一。
お父さんは、たんていをまたおどろかせるって。ぜったいぜったいだぞ。

「走るな、快斗。転ぶぞ!」

お父さんにへいきだよーとへんじをして、おれはダッシュした。


「新一~、わっ!」

「快斗!」

そとでさっきのおじさんとてをつないでる新一をみつけて、うしろから『わっ』てやったら、新一はびっくりしたかおであかくなった。

「またこいよな、新一! お父さんがなんどでもびっくりさせるって」

「びっくりするもんか。つぎまでにたくさんしらべてくるからな!」

「こら、新一。快斗くんが追いかけて仲直りに来てくれたんだぞ。新一も挨拶しなさい」

メガネの新一のお父さんは、やさしいかんじがする。
新一はやっとすこししずかなかおになった。

「またくるからな、快斗」

「うん、ぜったいだぞ。新一」

「ありがとう、快斗くん。すばらしいショーだった。感服したとお父様に伝えてくれるかい」

「はーい!!」

え~と、カン…なに? よくわかんないけど、ほめてるみたいだからお父さんにそう言おう。

「じゃあなっ、新一」

「快斗、さいごにこれだけはいっておくからな」

「?」

「真実は、いつもひとつ!!」 




むこうにいっちゃった新一がおれをみて、とおくでバイバイしてきた。おれもいっぱいてをふって、バイバーイと大きなこえで言った。

ふう。つかれた。
たんていってめんどくさいな。
おれはたんていよりマジシャンの方がぜったいいいや。

そうだ、新一がたんていになるなら、おれはマジシャンになって、新一をもっとふしぎにさせたらいいんだ。
はやくおおきくなりたいなぁ。
お父さんみたいにカードをしゅってできるようになりたいなぁ。

あ、そうだ、お父さんが待ってるんだった。はやくかえらなくちゃ。
おれははしった。
お父さんに言うんだ。

おれ、マジシャンになるって。
お父さんに言うんだ。






20160902
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※チビ快斗視点でしたので平仮名多くて読みにくくてすみませんでした~(@_@)



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