名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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春花(白馬×快斗)《1/2》R18
※『カテゴリ★放課後』後日談。目標甘々です(汗)。
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〝ちゃんとしよう〟と黒羽は僕に言った。

春休みのよく晴れた晩。夜更けに予告もなく僕の部屋を訪れた彼は、上衣を脱ぐとあっけにとられている僕を振り返った。


「どうしたんです、急に」

「急じゃねえだろ」

「…………」

そう言って真っ直ぐに僕を見る黒羽の瞳も、僅かだが揺らいでいる。

「よいのですか」

「訊くかよ、ここで。ったく、だからテメーは」

黒羽がぶつかるように僕に抱き付いてくる。勢いで一歩下がると、そこはもう僕のベッドで、結果僕は黒羽を抱えて背中から布団の上にひっくり返った。


今度逢えば、もう抑えられない。そんな想いで身動きがとれなくなっていた僕に、黒羽はとうに気付いていたのだ。
そして春休みに入り、逢えない日が続いた事が、黒羽にこんな行動を起こさせた────。

「すみません。僕が不甲斐ないばかりに、君にこんな真似を」

「馬鹿。いちいち謝んな。するのかしねーのか、どっちだよ!」

ドクドクと、黒羽の鼓動が直に伝わってくる。いや…これは僕の心臓が跳ねる音か。

「します」

互いの鼓動がぶつかって弾けている。
強く抱き締めると黒羽の髪から春の匂いがするのに気付いた。顔を埋めて深く息を吸い込む。すると黒羽は擽ったそうに身を捩った。
切ないくらいに愛おしさがこみ上げる。

「黒羽くん、訪ねてくれてありがとう」

「いーから。もう黙れっての」

笑った黒羽にもう一度軽く口付け、僕は黒羽が身に付けている残りの衣類をすべて剥ぎとった。




春花《2/2》R18  へつづく

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※わぁーー短くて途中でスミマセン(@_@)。後半さらに甘々目指しつつ、描写としては軽めRな予定です~(*_*;

●拍手御礼!!
「マロニエに吹く風」「〝ゆきこぞう〟と〝独り言〟」「下弦の月」「ヒント」「掠れた記憶」「サカナ嫌い」「ウルトラキッス」「ルパン三世vs怪盗キッド」さらに カテゴリ ★普通の高校生パラレル、★17歳、★交錯 ★噂の二人へ、連続拍手どうもありがとうございました!(^^)!

●拍手コメント大感謝!
kana様、前回の『ひとりごと』にあたたかいコメントをいただき、感謝です(TvT)! おかげさまでなんとか締め切りに間に合いました。
こちらも地道に頑張ります~(^^)/

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