名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

ブログ内検索
カレンダー
07 2017/08 09
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 8 9 10 11 12
13 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カウンター
プロフィール
HN:
ronin
性別:
女性
自己紹介:
2011年8月26日よりブログ開始
2012年5月GW中にカテゴリ分け再編&アクセスカウンター設置
2013年5月 CONAN CP SEARCH 登録
2013年6月 青山探索館 登録
連絡先:hamanosuronin★gmail.com(★を@に置き換え)
Script:Ninja Blog 
Design by:タイムカプセル
 

帰り道(新一×快斗)R18

※以前アップしたいくつかのお話の後日談のさらに後日談になっています。知らないで読む方、説明も補足もなくてゴメンナサイ(汗)。

――――――――――――――――――


快斗は、やっぱりまだ怖がっていた。

あんなに苦しんでいたんだから仕方ないのかもしれない。


立ち直ったように見えても、自分でもう何ともないと思っていても、心の傷というのは思い出したくない時にこそ甦ってしまうものだ。

深く刻まれた記憶は頭の中で何度も繰り返され再構築されて、まるで第三者が見ていたかのように自分の姿が見えたりする。
少なからず、俺だって似たような経験はある。あるが、快斗のそれとは比べるべくもない。



出逢って間もない頃――互いの想いを確かめ合い、俺の求めに応じてくれるようになってからも、快斗は元々抱き合うことに臆病だった。

今の快斗は、その頃の快斗に戻ってしまっている。

そんな快斗を抱いていると――なんだか俺が悪いことをしているような気持ちになる。
畏れを隠すように唇を噛んで顔を背ける快斗。感じることが罪悪でもあるかのように懸命に声を抑えて。

「……快斗」

「…………」

うっすら目を開ける。切なく彷よう瞳。

「大丈夫か」

「…………」

瞳にようやく俺が映し出され、微かに肯く。

「いくぜ」

う、ん、とほんの僅かに漏れる声。

んん、あ……あ。

快斗が首を振る。つらそうだ。
俺の肩に置かれた快斗の手をとり、その手首を掴んで頭の上に押さえつけるように体重を乗せた。
不意に快斗の体が強張る。

「…!」

急激に強く締め付けられ、俺も歯を食いしばった。

「かいとっ……、力、抜けっ…!」

見開かれた瞳が、俺を見て震えている。は、は、と吐く息が熱い。

俺は掴んでいた快斗の手を放し、背に腕を回して快斗を抱き起こした。

「あっ…!」

驚く快斗を抱き締める。体は繋がったままなので、体位の変化に慌てたようだ。肌が竦んでいる。落ち着くまで少し待った。

やがて少しずつ息を吐き、快斗が体の力を弛め始めると、自然に体が沈み結合が深まっていった。

「あ……。くど…う……」

「苦しいのか、快斗」

「……へーき。…う、んっ」

快斗を乗せて、ベッドのスプリングの力を借りてゆりかごのように体を揺らす。ゆっくり、ゆらゆらと。快斗の中に…奥深くまで、届くように――。

快斗の頬の赤みが増す。頬だけでなく、体全体の熱が高まるのが接した肌と額にかかる吐息の熱さで判る。

「あ……あ、あっ」

「快斗……」

揺らす間隔を少しずつ速める。引き寄せるたびに快斗の体がびくびくと跳ねる。もう少し。

「あっ、あっ、ああっ…、く、くどうっ……」

俺も夢中になる。

「かいと……っ!」

首を反らせた快斗が縋るように俺の首に腕を巻き付けて大きく体を震わせる。

「んんっ、……ああっ……!」

全身の力が抜けてしまったように、快斗が俺の肩に顎を乗せて深く息を付く。

「快斗……」

呼びかけると、まだ息を乱した快斗が微かに顔を持ち上げた。

唇を寄せ合う。重ね合わせて互いの唇の温もりを確かめる。

「……工藤…ごめん」

「なに謝ってんだよ」

さっき――俺が快斗の手を抑えつけた時に、快斗の体が激しく強張った。そのことを云っているのか。

俺はもう一度快斗の髪を掴んで引き寄せた。快斗の頭を抱いて、そっと口付けた。









「じゃな、工藤」

「え? 今から帰るのか?」

「ヤボ用あんだ。おやすみ」

「快斗!」

振り向きもせず去って行く。俺の元から――。


「快斗、待てっ」

門を出ようとするところで追い付いた。腕を掴んで振り向かせる。
いや――振り向かせようとしたが、顔を背けた快斗の表情は暗く陰になって見えない。

「快斗、こっち見ろ」

「いやだ」

……泣いてるのか?

「快斗」

「そんな声で呼ぶな」

「快斗!」

振り向いた快斗の顔は――泣いてなどいなかった。ふっと笑って。

「オメーが気ィ回し過ぎなんだよ」

俺の手をほどき、去ってゆく。


「またな、名探偵」


背中が追うなと言っていた。

ダメなのか、俺といても。

快斗……。







・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ひとりの帰り道。

ゆっくりと歩く。
何も考えずに、ひとりだけで。

ひとりがいい。

優しくなんかされたくない。

いまは。こんな帰り道は。







20120205

――――――――――――――――――



うわぁぁぁ(@_@); 意味不明ですみません。消化不良です。下心先行なのがバレバレ。もはや修正不能……(*_*;(*_*;



拍手[12回]