名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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2011年8月26日よりブログ開始
2012年5月GW中にカテゴリ分け再編&アクセスカウンター設置
2013年5月 CONAN CP SEARCH 登録
2013年6月 青山探索館 登録
連絡先:hamanosuronin★gmail.com(★を@に置き換え)
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リピート《2/2》(新一×快斗)

※普通の高校生BLカップルな二人。ハッピーだったはずなのに、なんだか暗雲が…?

――――――――――――――――――

新一はやっぱり強い。

迷ってる俺の手をとって、その迷いが何かを訊かなくても笑って引っ張ってくれる。


こないだ体育館の用具室で白馬に抱き締められてキスされた時、白馬の言葉を最後まで聞かずに用具室を飛び出した。
そうしたら――噂になっちゃったんだ。後から出てきた白馬も、先に走り出た俺も、あの時体育館にいたバスケ部の連中に見られていたから。

白馬は何ともない顔で変わった様子もなく俺に話しかけてくるけど、俺は誰かの話し声がするだけで自分のこと言われてるみたいな気がして落ち着かない。
サッカー部のみんなは俺が帝丹の新一と〝仲がいい〟って知ってるから、そのうちどこからか新一に噂が伝わるんじゃないだろうか。

それに――それだけじゃなくて新一に言えないでいることが他にもあるんだ。

白馬ん家に新一と服部と三人で泊まった日の夜、みんなでふざけてお酒飲んで眠ったあと……俺は、あの二人に…服部と白馬に――?

覚えてない。覚えてない。
途中からなんにも覚えてないんだ。でも夢じゃなかった。夢だと思いこもうとしてたけど、あれは夢じゃなかった…!
だけど服部は新一の以前からの友人だし、はっきり覚えてないことを新一に話すわけにいかない。

「快斗、ちゃんと前見てねーと電信柱にぶつかっぞ!」

「あ、…うん」

新一が俺の様子を気遣って声をかけてくれる。元気出せよって頷いて笑いかけてくれる。

新一。好きだ。いつも前向いてる新一が、俺…本当に。




「新一!」

「お、おおっ快斗、大丈夫か? 走りっぱなしだったもんな」

オレんちに着いて中に入ったら、快斗がオレに抱きついてきた。えへ。
…そういや、この前も同じような事があったっけ。あの時は快斗が家でオレを待っててくれて――。

「このくらい、なんともないよ。新一だってそうだろ」

「もちのろんだぜ! 校内マラソン大会じゃサッカー部の方が陸上部より毎年上位なんだかんな」

「……」

とはいえ二人ともずっと走ってきたから呼吸は速い。心臓の音も。体温も上がってる。
黙り込んでオレを見つめる快斗の顔が間近にある。そんな切なげな目をして見つめられたら……。
うっ、やべっ。超キスしてぇ!

「新一」

「……ん?」

「ありがと。俺…いつもはっきりしなくてゴメン。新一みたいになりたいよ」

「脳天気雑学王に?」

「違うよ。あはは」

快斗が笑った。かわいい。笑顔がやっぱり一番だぜ、快斗!

―――うお?!

キス。快斗から。


ああ。もどかしくて…堪らない。
もっと深くていいのに。もっとオレの背に回した腕に力入れていいのに。
でも嬉しい。快斗からの精一杯のオレへの愛情表現――。

「……ゴメン」

「なんで謝んの」

「もし……誰かが何か言ってもウソだから」

「ウソ? 何が」

聞き返すと快斗は目を伏せてかぶりを振った。

「なんでもない。へんな事言っちゃった。ゴメンなんでもない」

「快斗」

「俺が好きなの…新一だけだから」

「快斗…!」

どおした快斗っ?! 何事だ!
快斗がこんなにハッキリ言葉にして伝えてくれるなんて!! 嬉しくてシねる!!

ぎゅうぎゅう抱き返してふざけあって『もう中にちゃんと入ろうよ』と快斗が言い出すまで、いい加減長い間オレたちは玄関でそうしていた。


その日は三度目には至らなかったけど、オレたちは絆を深めた事を確認しあい、シアワセな気分を満喫して有意義な一時を過ごした。夜、快斗を帰したくなくて別れるのがすごく辛かったけど、駅まで送ってまたなとバイバイした。

今度会えるのいつかな……。一応約束はしたけど、一週間待たなきゃなんないなんて。そーだ、早めに退ける日があったら江古高に行こう! 快斗がサッカーしてるとこ見れるかもしれないし。

わくわくしながらオレは眠った。
オレを見つけた時の快斗の驚いた顔を、赤くなったほっぺたを思い浮かべて。

おやすみ~、快斗!






20120501

――――――――――――――――――


※こんなつもりで今回書き始めたんじゃないんですが、めっちゃ続きもんぽい感じに(汗)。これもこの度のカテゴリ分け再編の影響か…(*_*;
次、またそのうちに。ひーすみません!


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