名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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偽り《1/3》(新快前提 白馬→快斗)
カテゴリ★空耳
※初心に戻って?再チャレンジ的なシチュです…(*_*; 白馬くん独白回想から。
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僕は黒羽快斗を追っていた。

彼は日本のハイスクールでの僕のクラスメートであり、僕の頭脳を狂わせた〝唯一の存在〟だった。

〝Kid The Phantom Thief〟。

彼がその〝怪盗〟だという確固たる証拠はない。しかし、いまの僕は彼の正体を暴くよりも、彼の存在そのものに魅せられてしまっていた。

僕は黒羽快斗を捕まえたかった。この腕に。彼の存在を確かなものとして、その息吹を直に感じてみたかった。
たとえ彼が僕以外の者と既に契りを結んでいたとしても────。



ハイスクールでの彼は、驚くほど隙だらけだった。他の大勢の生徒たちに紛れ、その鋭利さを隠し、多少羽目を外すこともある活発な男子…といった無難な生徒像の中にいた。

そんなある日、事件は起きた。
彼は僕と出会う前、ある犯罪グループとのいざこざに巻き込まれ、実害を受けた過去があった(詳細な記録はないが、僕が調べた限りまず間違い無い)。犯人たちは既に検挙されていたが、彼はグループの残党に再び狙われ、拉致されてしまったのだ。

目撃した彼の幼なじみから知らせを受けた僕は、あらゆる手段を講じて彼を探した。僕以外の者に彼を傷付けさせる事は許し難かった。
そして間一髪、僕は彼を見つけて救い出したのだ。

結果、僕はあらためて知った彼のアンバランスな魅力に……彼が持つ強さと脆さの危う過ぎる均衡に、ますます惹き付けられてしまった。
もう一時も目が離せないほど、僕は黒羽快斗に夢中になってしまったのだ。
この想いが僕の一方的なものだと解っていても、なお。


彼に声をかける事は簡単だった。クラスメートなのだから、いつどんな口実を作って誘い出す事も可能だ。
ただし、彼が僕のアクションに対して素直に応じる可能性は低いと思われた。
なぜなら件(くだん)の時、一晩入院した彼の病室を訪れた僕は、拉致されたショックを引き摺ったままの彼に強引にキスをしたから。
翌日遅刻しながらも気丈にスクールに現れた彼は、何事もなかったように完璧なポーカーフェイスで僕の視線をやり過ごした。だが、彼が僕に対する警戒心を秘めているのは明らかだった。

────だから今日の帰り道、僕が家の車の中から一人で歩く彼を見つけた時にも、まさか彼が振り向くとは思わなかった。 試しに声をかけ、彼の反応を見て愉しむくらいの軽い気持ちだったのだ。

だが、彼は僕の誘いにアッサリ応じた。

誘(いざな)うまま、僕の家の車に乗り込み、僕の家へ向かうことを承諾したのだ。

僕は驚きながらも、相変わらずのポーカーフェイスを貫く彼の横顔に見惚れていた。
彼は美しかった。
たとえどんな傷を負っていようとも、彼の美しさは損なわれていなかった。

僕にとって黒羽快斗は、解き明かしたくて堪らない、奇跡のような〝謎〟そのものだったのだ。





偽り《2/3》へつづく

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※新快前提カテゴリの 2011.11.18up「月無夜~傍観者~」と内容的に被るのですが、今回はその時より白馬くんにもっと攻めさせたい、というのが目標です。がっ、どこまで書けますか……例によって先を決めないまま進めてます(汗)。後半は普通に会話劇の予定…(+_+)。


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