名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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連絡先:hamanosuronin★gmail.com(★を@に置き換え)
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霜月(コナン&キッド)
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さみいっ!

――寒すぎるっ。

いくらコドモは風の子だっつっても、こう風が冷たくちゃたまんねぇ! くっそ、なのに何で今日も半ズボンなんだ、オレ!

「どうした名探偵。顔色わりーぜ」

「うっせ、……びぇくしっ!!」

「わっ、きったねー! 怪盗の衣装に鼻水つけんじゃねーよ!」

「うっせバーロッ、こうしてやるっ」

オレは寒さなど〝ヘ〟とも感じてなさそうな怪盗のマントを掴むと垂れてきた鼻水をふいてやった。

「ああっ、馬鹿っ!! テメー何てことしやがる! よくも俺様のマントに……信じらんねぇっ!!!」

「次はしっかりハナかんでやる!」

「よせって、まじで!!」

――という感じで、オレとキッドは仲良く(?)電波塔の上でいちゃついていた。
追いかけていた事件は無事解決。なのになんで今まだこうして冷たい風が吹き荒ぶ中にいつまでも二人しているかといえば―― そりゃやっぱアレだ。憎まれ口ばかりたたいてても、お互い別れがたかったからだ。

次にいつ逢えるか分からないという思いが余計に〝想い〟を募らせる。
にしてもだ。
寒い。凍えてしまう。

「ふるえてんのかよ、名探偵。そんなにさみーか?」
「テメーは寒くないのかよっ」
「そのへんは備えてるからね……おい、風邪ひいたんじゃねぇの?」
「わかんね……さむい……」

ん?

寒くて固まってたオレをふわりとあたたかいものが包み込んだ。

「最初からこうしてればよかったな」

「…………」

あったかい。怪盗のマントの中がこんなにあったかいなんて。

さっき鼻水つけてわるかったな。

「名探偵?」

俺はキッドの胸に顔を押しつけた。

キッドの鼓動が聞こえないかと思って。マントの中は不思議なほど静かで穏やかで――安心できた。

「キッド……」

「なんだい、名探偵」

「わり。わざとじゃねーけどジャケットにも鼻水ついた」

うげっ、と怪盗はやな声出したが、オレを放り出すようなことはしなかった。
やがてオレはどうしようもなく眠くなって、こくりこくりとし始めた。キッドは眠っていいぜ、と言ってオレをマントにくるんで抱き上げた。そして風のこないところに行こう、と言ってゆっくり歩き出した。
オレはもう半分夢の中にいるようだったけど、お礼のしるしにキッドのほっぺたにチュウをした。キッドがクスリと笑う気配がして……オレは本当に眠ってしまった。

キッドに抱かれて。
さっきあんなに寒かったのも忘れて。一時の幸せに身を任せて。




20111125

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軽めな感じで短めに…と思って切り上げましたが、いつもの?ありがちパターンになってしまいました。まいっかー(^_^;)

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