名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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ronin
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2011年8月26日よりブログ開始
2012年5月GW中にカテゴリ分け再編&アクセスカウンター設置
2013年5月 CONAN CP SEARCH 登録
2013年6月 青山探索館 登録
連絡先:hamanosuronin★gmail.com(★を@に置き換え)
Script:Ninja Blog 
Design by:タイムカプセル
 

※以下の記事は2013.8.21に改題の上、再アップしてあります。



とかいいながら仮アップしたものも残しておいてみたり…(^。^;)
特に意味はありません~。



海色の瞳2(新一×キッド)
※仮アップ。冒頭のみ(@_@);;
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どうする。月は隠れたままだ。

これでは確かめられない。
このビッグジュエルが〝パンドラ〟なのかどうか。雲に覆われた夜空を見上げ、俺はため息をついた。

工藤邸はすぐそこだ。迷いながらここまで来たが、今夜の天候は曇りのち雨。月光を拝めるチャンスはなさそうだ。

ポケットの上からそっと〝メドゥーサの瞳〟に触る。このジュエルと引き換えに、工藤からモノクルを取り戻さなければならないというのに。

しかも怪盗の衣装一式は寺井ちゃんに預けてメンテナンス中だ。水中に飛び込むなんてと、また説教を喰らってしまった。
…それはともかく。
つまり今の俺は〝怪盗〟ではない、普段着にキャップを被っただけの高校生・黒羽快斗だった。

しかし、モノクルはどうしても今夜のうちに取り戻したい。いつまでも怪盗の象徴を工藤の手元に置いてはおけない。
迂闊に取り引きを承諾してしまった自分に後悔しながら、なぜか同時に覚える一抹の不安。

工藤。
あいつ、変だった。
ふわりとヘリコプターから飛び降りた瞬間の工藤の表情。あんな状況とは思えないくらい平気な顔で。平気な顔っつーか、無表情だった。
俺が助けてくれると思ったから…と言えば聞こえはいいが、果たして本当にそう信じて工藤は飛び降りたんだろうか?

身を投げ出して…どう転ぶか、運を天に任せる。いま思うと、どうもそんな感じにしか見えなかった。
あの時の工藤は─────いつもの覇気がまるでなかったんだ。




(つづく)
※またしても睡魔に負けて爆睡してしまいました(*_*;
今夜再アップ目指します~m(__)mm(__)m

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→『モノクルの肖像』に改題・再アップ

※拍手ありがとうございます!



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