名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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二人/新一と快斗《3/4》
(新一×快斗)(R18)

―――――――――――――――


俺に打ち明けられない何かしらの事情を快斗が持っている事は分かっていた。

そんな事はこれだけ見つめていれば探偵でなくても分かる。


ためらうような、迷うような目をして、口を開きかけては俯く。何度かそういう時があった。
俺は気付かない振りをしていた――、快斗が言いたくない事ならそれでいい。
だから今も、俺に『後悔する』と言った快斗の逡巡を、むしろ俺を受け入れてくれる肯定の言葉として捉えた。

俺は快斗を抱きしめて頬に口付け、小さく溜め息を漏らす震える唇を塞いだ。何も言わなくていいのだと。そっと包んで重ね、気が遠くなるような初めての触れ合いにのめり込んでいった。





俺のベッドで抱き合う。


カーテンの隙間から射す青く輝く月明かりが美しい。
闇に目が慣れると、その月明かりだけで十分だった。

身に纏(まと)うものをすべて取り去り、互いを見つめ合う。快斗のためらいを宥めながら、俺自身も初めての行為への不安に駆られて緊張していた。
セックスは二人のものだ。一方通行ではだめなんだ……。

不意に快斗がクスリと笑った。

「――なんだよ」

「工藤、いろいろ考え過ぎてんだろ」

「う…うっせーな。まな板の上のコイのくせに、黙ってろ」

「俺を心配してんだろ? 俺、迷ってたけど……今も迷ってるけど……でも、いやならここにいない」

探偵の頬を両手で包み、軽くキスをした。

この期に及んで堅くなっている工藤を見たら、つい背中を押してしまった。後で痛い目に遭うことが分かっているのに。
それでも――今は――この瞬間は、何もかも忘れて工藤への想いに溺れてしまいたかった。溺れさせて欲しかった。

工藤の腕に力が込められる。




快斗の肩を抱いて耳元に口付けると、くすぐってぇ、と逃げようとするので押さえてもう一度同じところに舌を伸ばした。そこやめろ、とじたばたするからもっと続けてやった。

うつ伏せにした快斗の背中のすらりと伸びたラインに見とれる。
キスで辿るとやはりくすぐったいらしく、前置きはいいから早くしろとか言い出す。
そーはいくか。あれだけ妄想膨らませて楽しみにしてたんだ……。そう簡単に終わらせてたまるか。
もっと快斗の隠してる顔が見たい。快斗のため息混じりの声が聞きたい。もっともっと、二人の…俺たちだけの時間を濃密なものにしたいんだ。



う、と快斗が抑えた声を漏らした。

熱くなった快斗から涙のようにこぼれる雫をすくってなぞる。

「あ――、ああっ……!」

包むように愛撫し、先にいかせた。その方が力が抜けて少しでも楽になるんじゃないかと思ったから。
羞恥のためだろう、顔を背けた快斗の目尻に涙が滲んでて切なくなる。
その場所にキスすると、見んな、と言って快斗は俺の首に抱きついてきた。




――――――――――――――――
二人/新一と快斗《3/4》へつづく
(R18)

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