名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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クリスマス・ツリー《1/3》(新一×快斗)
※快斗くん視点。
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俺の腕の包帯に気付くと、案の定、工藤は渋い顔をした。



昨夜のことだ。
クリスマスを数日後に控え、街は色とりどりのイルミネーションで溢れかえっていた。

凍える夜、防寒対策は施しているものの、ハンググライダーで飛ぶにはやはり空は寒かった。

警察の追跡を撒いて、いくらか気が抜けていたかもしれない。クリスマス・ムードに煽られたのかもしれかい。
とにかく俺は盗んだ宝石(パンドラではなかった)を、街で一番大きなツリーの天辺にぶら下げて返そう───などと、計画にはない余計な寄り道を思い立った。

深夜だったから、怪盗の装束を解いた俺はバイト帰りの大学生を装った。
目標はグランド・ハイド・ホテル中庭にそびえ立つ巨大なクリスマス・ツリー。
派手な点灯式はニュースにもなったから、ここなら目立つし、またニュースにもなるだろう…と思ったのだ。

手頃なホテル側面通路から距離と角度を測り、金のテープをオーナメント風にあしらったビッグジュエルを、俺はトランプ銃にセットした。


3・2・1・・・    Go!!


ブルーダイヤは、クリスマス・ツリーの天辺に向かい、弧を描くようにして煌めいた。







「えーと、ここまで分かってくれた?」

「解らない」

「ええ? なんで」

俺が怪我をすると毎度理由を確かめないと収まらない工藤のために、懇切丁寧に説明してんのに。

「じゃあ、どの辺まで分かったの?」

「どの辺からも解らない」

「うそ。昨日俺がシゴトしたの知ってるだろ?」

「知らない」

「ええ?!」

あっ、やばい。工藤のこめかみに青筋たった(^^;)。

「いや、あの、そういや報道規制があったみたいで…確かに予告状のことは伏せられてたみたいだけどさ。工藤なら耳に入ってんだろうと」

「……」

げげ、さらにまずい。青筋ぴくぴくしてる~。
やっぱ、今日は逃げ…

がしっ。

そっと後退ろうとしたら、強く腕を捕られた。怪我してる方だ。

「いた、痛たた、掴むなよ!」

「ゆっくりしてけ。話はあとで聞く」

工藤の眼差しが鋭く俺を貫いた。

うう、やっぱこうなる?
このところ行き違いが続いてたせいもあるが、ちょいオコ状態で高ぶると工藤はけっこう手荒になる。
思わず竦んで頷いた。これ以上刺激するのは拙い。

「ちょ、工藤、分かったから、落ち着け」

「オレはずっと落ち着いてる」

うそだ~、声低すぎだよ!
正直に話してんのに。まだ続きがあんのに。なんで怪我したのか、ちゃんと説明しようとしてんのに。
その前にヤラレる~っ(泣)!!

ふと見ると、工藤も俺を見ていた。
不機嫌そうな険しい眉。だがその口元には笑みが浮かんでいる。

うあああ、まじヤバいパターン!
いるなら助けてサンタさん! プレゼントいらないから!!!

心の叫びもむなしく、俺はそのままベッドに押し倒された。
熱いデンジャラスナイトの始まりだった。






クリスマス・ツリー《2/3》へつづく
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※えー、シリアスかおちゃらけか、迷ってたらこんな感じに(汗)。後半は目標R18でシリアスめに寄せたいんですが…無理かも~(*_*;

●拍手御礼
「天の川シンドローム」「アナグラム」へ、拍手ありがとうございました(^^)/



   

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