moonlight 新一×快斗

punishment day《3/4》（新一×快斗）R18
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「てめえっ、工藤っ！ いい加減にしろ！！ 手錠外せ！！」

快斗の膝蹴りを避け、その足首に結わえたベルトの紐を掴んで引っ張った。
快斗がガクリと体勢を崩す。

「な、なにすんだ、ばかっ！」

胸を抓ったのが余程痛かったようだ。
涙目で暴れ出した快斗に、さらに高まってゆく感覚をオレは覚えていた。

自分が隠し持っていた欲望に目覚める感覚がある。
──悔しげにオレを睨みあげる快斗の眼差しが、堪らない。

微笑むオレを見て、快斗が息を飲む。
漸く覚悟せざるを得ないと悟ったようだ。

「くどう…」

「だめだ」

せめて部屋に移動したいとでも言いたかったのだろうが、その最後の泣きの一言を遮ってキスをした。

頑なな唇を覆い、吐息を奪う。
顎を上げさせ、ベルトを巻いた喉を掴むと、快斗は苦しそうに口を開けた。
そのまま深く咥内を弄ぶ。

繋いだ手錠がガチャガチャと音を立て、吹き抜けの天窓まで届いて反響し、この空間全体にこだまする。

拘束し有無を言わせない強引なシチュエーションが、これほどまで特異な高揚感をもたらすとは想像してなかった。

ここまで本気で快斗を〝犯したく〟なるとは───。






「ア…、アッ…！」

焦らしながら少しずつ、少しずつ、快斗を煽る。

両腕と右脚を繋いでいるので衣類を脱がせることは出来ない。中途半端に上体を覆うシャツや、片脚に纏わりついたままのジーンズがさらに快斗の姿を淫靡に魅せていた。

脇腹をそっと撫であげると、熱を蓄えた滑らかな肌がびくびくと震え、快斗の唇が切なげに歪む。

観ているだけで思わず達しそうになるほど堪らない眺めだ。

天窓から差す西陽が壁に反射し、快斗の半身に当たっている。陰影のついた肌から立ち昇る熱が陽炎のように揺らめく。

オレが加える〝凌辱〟に懸命に抗い、声を殺して堪えていた快斗がついに声を漏らした。

「──う、う…。 あ…っ、ああっ！」

いったん漏れた声は、もう止めることはできない。

「熱いな。どうする。そろそろいきたいだろ」

「う、るせっ、工藤…、憶えてろっ…！」

「忘れるもんか」

「あ───、あ、あ…っ！」

耳朶に口づけ舌を忍ばせながら、小刻みに指先で促す。
アア、ア、と嗚咽のような声をあげ、快斗は全身を震わせてオレの手の中に白雫を放った。


ガクリと快斗の体の力が抜ける。
抱き留めつつ、ふらつく快斗の体の向きを変えた。

ガチャガチャと鳴る手錠の鎖に引っ張られ、快斗の腕が頭上で交差する。

「──っ、…く、くどう…？！」

背後から脚を抑え、奥へ指を這わせると、ハッとしたように快斗が体を強張らせた。

「力抜け」

「手が…」

「手摺を掴んでろ」

「くど…、ま、待って」

「これ以上待たせる気か」

もう待てない。

もう逃がさない。

とめどなく膨らむ想いを、早く放ちたい。
おまえの中へ。おまえをオレで埋めたい。埋め尽くし、溶け合いたい。

深く。

もっと深く。



「あ、あああ…っ！！」



直に伝わる快斗の悲鳴を堪能しながら、オレはさらに奥へと強く体を押し進めた。






punishment day《4/4》へつづく
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※お、終わりませんでした(..;)。刻んでスミマセン。忍者ツールズ障害の影響でしばらくアクセスできず、すっかり間延びしてしまっていますが…あと一回延長しちゃいますw(>_<)。

※忍者ツールズ、まだ完全復旧ではなさそうです。
取りあえずアクセスできてますが、何度ショートカット作っても使えない(>_<)。引き続き迂回経路で更新してます。

●拍手コメント御礼
キッド大好き様、名無し様、ｋａｉｔｏ様、彩さま、コメントありがとうございます！ upのペースが遅くてスミマセン(:_;)！！ 懲りずにまたおいで下さい～！

●拍手御礼
「デジャヴ」「罠」「拘束LOVE」「始まりのKiss」「難敵」「名残り」「探偵と怪盗」「怪盗の落とし物」「怪盗の落とし物（新一編）」「予夢」「迷惑な逢瀬」「ブルーサファイア」「名探偵に負けないように」「怪盗の香り」「海色の瞳」「タンデムシート」へ、拍手ありがとうございました_(._.)_

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