名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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グッナイ・サマー・バースデー(白馬×快斗)
※白馬くんおめでとショート(*_*;
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夏休み最後の週末。僕は十日ぶりに自宅に戻った。

家の者に帰宅の挨拶を済ませると、長時間の飛行機の旅と時差に僕は欠伸を漏らしながら自室へ向かった。

眠い。
さっき飲んだ頭痛薬も効いているのだろうか、睡くてたまらない。

部屋のドアを開けた。

クーラーが点いている。
ひんやりした空気にほっとして荷物を置き、ドサリとベッドに腰を降ろした。

(・・・?)

飛行機の中で見た夢の続きだろうか。
なんとなく気配を感じて顔を上げると、目の前の椅子に黒羽快斗が座っていた。

グレーのジーンズ。白い半袖のシャツから伸びた腕を持ち上げ、頭の後ろで組んで微笑み僕を見つめている。


…やあ、黒羽くん。どうしたんだい。


ごろりとベッドに体を倒しながら話しかけると、幻の黒羽はえへへと笑った。


〝おまえ、今日誕生日だろ〟


…ああ、そういえば。


今日は8月29日か。

夏休みも終了目前のこの時期、子供の頃から人に忘れられやすい誕生日だった。
だからというわけでもないが、自分でもさほど〝バースデー〟に執着してはいない。
身内からは餞別を兼ね今回イギリスに発つ前に予め祝いの品や小遣いを貰っていたし、本当に今の今まで忘れていた。
自分のバースデーが今日だということ。


…嬉しいですね、僕の誕生日を覚えていて、夢に出て来てくれるなんて。


半分目を閉じながら手を伸ばすと、黒羽は椅子から立ち上がって僕の側に来てくれた。


〝眠そうだなあ、白馬〟


…ええ。ずうっと君の夢を見ていましたから。


〝眠れよ。俺も寝ようかな。おまえが起きるまで一緒に〟


…ええ。是非そうして下さい。


ベッドサイドに腰を下ろした黒羽の顔が近い。僕は嬉しくなった。


…こんな夢が見られるなんて、素敵なプレゼントですよ。ありがとう…黒羽くん。


〝安上がりでいいな〟


黒羽はクスクス笑いながら僕の髪に手を乗せ、ふわふわと頭を撫でてくれた。

欠伸が立て続けに漏れる。
睫毛を震わせる微かな吐息を感じて、僕は幸せな気持ちになった。

〝おやすみ。誕生日おめでとう、白馬〟


…おやすみ。

…ありがとう。


僕は心の中で祈っていた。

愛しい君……願わくば…どうか……

夢が覚めても、どうか消えないで。

このまま僕の側にいて欲しい。

どうか…。





20130829

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※お粗末さまです。ショートで白馬くんお祝いネタをと思って書いてみたんですが、私が途中でうたた寝してしまいました~(*_*;

★あふる様! メッセージありがとうございました(^^)!!



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