名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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2011年8月26日よりブログ開始
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2013年5月 CONAN CP SEARCH 登録
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ノープラン~ヨコハマ・デート《1/2》(白馬×快斗)
※目標 軽甘お気楽系です。
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夏真っ盛りだってのに、もう秋がそこまでやって来てるかのように爽やかな朝だった。

俺はふと思い立って白馬をデートに誘ってみた。

白馬がダメなら一人ででも出掛けるつもりで試しに電話してみると、白馬は二つ返事でOKと言い電話の向こうで微笑んだ(たぶん)。

そうしたら俺は急に照れ始めた。
急に慌てて着替えたり、何処をどう廻ろうかとか考えたり。
こういうのは誘った方が先導するもんだろ。いまさらノープランと言ったら白馬に呆れられると考えて────考えて、そういえば白馬に行き先を告げてないことに気がついた。

そうか…、それならこのままノープランで行ってみるかという気になる。

ざっくりした目的地はあるにはあるけど…。
だけど、白馬に合うかな?
予約ナシの外食なんか、普通の店での食事なんか、アイツしたことあっかな?
日本に来てから、電車で遠出とかしたことあんのかな?

駅で白馬と落ち合った。真新しい駅構内で人の流れから少し外れた壁際に寄りかかった白馬は、袖と襟にブルーのラインが入った白いポロシャツに珍しくジーンズ姿で、正直俺はどきりとしてしまった。
なんつーか、ラフでも白馬らしく清潔感があるというか……。
脇を通るシフォンミニのおねーさんがチラチラ白馬を振り返っている。俺は慌てて白馬に駆け寄った。
白馬が俺を見つけてホッとした顔で手を上げる。

学校で会うのとも〝探偵〟と〝怪盗〟として対するのとも違うドキドキに、俺はかなり舞い上がった。

「わり。待たせた?」

「いいえ、でも駅で待ち合わせなんて初めてなので……ここでいいのかちょっと心配になったところでした」

白馬が眩しそうな顔をして俺を見つめる。
……やばい。めっちゃ照れくさい。
めっちゃ心臓跳ねる!

「行こうぜ」

俺はエスカレーターに向かって歩き出した。白馬の目を見ていたら顔が赤くなりそうだ。

「何処へ行くんですか?」

「へへ、すぐに分かるよ!」

電車の終点は横浜、元町・中華街。
雑多な空気の中を観光客や売り子に揉まれながら歩く。白馬、大丈夫かな?




ノープラン~ヨコハマ・デート《2/2》へつづく

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※取り急ぎupだーと短めで切ってみました(@_@)。


●拍手御礼「蠕動2」「天の川シンドローム」「強奪」「こういうこと」(「ひとりごと」はさすがに押し間違いかな(^^;)? )へ、拍手ありがとうございました!


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