名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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2011年8月26日よりブログ開始
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2013年5月 CONAN CP SEARCH 登録
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秋憂《1/3》(白馬×快斗)
※単独パラレル、白馬くんサイドから(*_*;
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荷造りを終えて旅行バッグを玄関に置き、自室に戻ると〝彼〟がいた。

「…どうやって入ったのですか、黒羽くん」



時刻は深夜。すでに日付が変わっている。
少し冷たい秋風の気配を纏(まと)い、彼は肩を竦めて僕から僅かに眼を逸らした。

「たまたま通った公園がおかしな連中の溜まり場だったみたいでさ。絡まれてこんな」

僕の問いには答えず、言い訳をする。
確かによく見ると衣服が埃っぽく、頬は擦ったように赤くなっていた。

「怪我したのですか」

「何ともねえ。泥が付いただけ」

近寄ると、黒羽はスッと半歩後ずさった。

「お見せなさい」

「明日、何時に発つんだよ」

「………」

「次はいつ、帰ってくんだよ」

ひたと睨むように僕を見てから、黒羽はまた眼を逸らした。


僕は明日、再びイギリス留学へ旅立つ。それは帰国した時から決まっていたことだ。

少なくとも二ヶ月から三ヶ月。或いは来年の新学期か───もしかしたら〝江古田高校〟にはもう戻らないかもしれない。
どうすべきか、迷っている自覚はあった。
迷っている理由も、もちろん自覚している。

「決めかねています。黒羽くん…僕は」

「勘違いすんな。清々してんだ。てめーがいなくなりゃ元通りなんだからな」

じゃあなと言って背を向けようとする黒羽の腕を、僕は捕まえた。

「待ってください」

「なんだよ」

「僕に、逢いに来てくれたんでしょう」

「最後だから、ちょっとツラ見に寄っただけだ。あばよ」

振りほどこうとする黒羽を放さず、逆に僕は黒羽を強く引き寄せた。

「放せ!」

振り向いた黒羽の瞳が、灯りを映してきらりと光った。


───これは、僕の願望が見せている夢なんだろうか。

だとしても。
放せるわけがない。
いまこの刹那を逃したら、絶対に後悔する。

僕はもがく黒羽を深く抱き締めた。

膨らむ想いが、閉ざしていた胸の扉を一気に押し開ける。
それは僕も黒羽も同じだった。

理由を告げる暇などない。明日を考える余裕もない。
ただ熱く溢れる想いが在るだけ。

吐息が重なると、後はもう互いの熱を求めて僕らは夢中になった。

〝この想い〟が確かなものだと悟ったから。
二度とないかもしれないこの逢瀬に、僕らはすべてを委ねた。







秋憂《2/3》へつづく
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※短めですが分けました(汗)。後半は快斗くん視点に移してR18目標です…(*_*;


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★今宵は匿名で 様
「脱出」へ拍手コメありがとうございました(TvT)///  そーなんです、Blu-ray予約しました『業火の向日葵』!! はやくコマ送りにしてキッド様&快斗くんを一枚毎に愛でまくりたいです!

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「条件反射」「儚い影」「脱出」、そしてカテゴリ☆噂の二人 ほか 白K&白快の各話へ拍手連打いただきました~! ありがとうございます(^^)///


   

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