名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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2011年8月26日よりブログ開始
2012年5月GW中にカテゴリ分け再編&アクセスカウンター設置
2013年5月 CONAN CP SEARCH 登録
2013年6月 青山探索館 登録
連絡先:hamanosuronin★gmail.com(★を@に置き換え)
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身代わり《1/2》(ジン×キッド)
※「カテゴリ★インターセプト1」から派生の単独パラレル。
「★インセプ」では、新一一筋のジンに快斗くんを襲わせる展開になかなか持っていけず、別パラレルで発散することにしました(汗)。
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肩に痛みを覚え、無意識に唸った。
淡い月明かりが射し込む暗褐色のカーペット。
がらんとした空きビルの一室に、俺は突っ伏していた。



(…!)

重い。何かが下肢にのし掛かる。
ようやく僅かに首を持ち上げ、背後に迫る〝凶器〟を振り仰いだ。

硬い銃口がこめかみに押し付けられる。

長い髪。鈍く光る錆色の瞳。
ジンだった。

「てめえ、工藤新一じゃねえな。何者だ」

かろうじて笑ってみせた。

「工藤じゃなくて残念だったな。本物の工藤は今頃迎えにきた刑事たちと別の現場に向かってるよ」

ぐっと襟を掴まれ、上衣を強く引っぱられた。シャツのボタンが飛び、右肩が曝される。

「───ほう。まさかと思ったが、やはりそうか。この背の傷はおれの弾痕だ。そうだろう、怪盗キッド!」

背を抑えつけられ、腕も服が絡んで動かない。開き直るしかなかった。

「では、工藤の代わりに私を撃ちますか? 撃てばターゲットを誤ったアサシンとしてあなた自身が不名誉な立場に陥るでしょう」

「煽る気か。貴様に邪魔されるのはこれで二度目だ。なぜ怪盗が探偵を助けるような真似をする」

「さあ。別に探偵を助けたわけでは…」

言い終わる前に緩んだタイを一気に引き抜かれた。
何をするのかと思う間もなく、後ろ手に両腕を拘束される。脚の間に割入ったジンに腰を持ち上げられた。

「なにを、する…っ」

思わず声を上げると、背後でジンがシニカルに笑む気配が伝わってきた。

「貴様と工藤新一の間には何があるんだ」

「………」

「ふ。言いたくなけりゃ、それでいい。貴様の度胸に免じて、殺す前に情けを掛けてやる。特別にな」

下腹を弄られる感覚に、体が竦む。
やめろと叫びかけたが、懸命に声を飲み込んだ。

───無駄な抵抗はしない。その代わり。

ただ思い通りにはならない。

ジンにも油断が生まれる瞬間が必ず訪れる。コードネーム〝ジン〟と呼ばれる暗殺者の、その正体に迫る手掛かりを、どんなささいなものでもいい……見つけてやる。 俺は不自由な姿勢で精一杯ジンを睨み付けた。

「くく。なかなか良い目をするじゃねえか。まずは後ろからだ」

革手袋を着けた硬い指先が体に押し込まれる。
苦痛と怖れに体が震えた。

俺は唇を噛み、堅く目を閉じた。






身代わり《2/2》R18 へつづく
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※冒頭この状況に至った描写を端折っていてすみません。説明っぽ過ぎてまどろっこしいので削除してしまいました…(*_*;

●拍手御礼
「リバース《翌日編》」「召集」、落書きへも拍手ありがとうございました!(^^)!


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