名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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朧月(おぼろづき)《1/2》
新一×キッド (R18)

※2011年12月16日アップ『こういうこと』の続編です。名探偵が無茶振り的性格なのでご注意を(汗)。
――――――――――――――――


目の前に名探偵が立っていた。

今夜も邪魔しに来たのかよ、と俺が言うと、違う、とヤツは言った。


「邪魔しにきたんじゃない。手に入れに来たんだ」

「今夜の獲物なら警部のポケットにとっくに返却済みだぜ」

「俺が手に入れたいのはそんなもんじゃないさ」

不敵に笑って名探偵が目の前に立ちはだかる。いやな予感がした。

「俺が手に入れたいのは」
「ごめんだね」
「おまえさ」

……やっぱり。クサイ台詞は名探偵ならではだ。俺も気障と言われるが、クサイと気障は違うぞ断じて。

俺がトランプ銃を探偵の額に押し当てるのと、探偵が俺に向けて麻酔銃の照準を合わせるのと同時だった。

「このまま撃てば額が割れるぜ」

「いいさ。そのかわり俺は眠ったおまえを手に入れる」

「…………」

おかしい。なんだかこっちが分が悪い。なんでだ。

「どうしようってんだ」

「やるに決まってんだろ」

「…………」

やるって。やるって何だよ。まさかまた俺を――――。

「この前おまえを抱いて判ったんだ。俺とおまえは」

……な、なに言い出すつもりだ?

「〝あの〟相性がサイコーに良いって」

「ふ、ふざけんな」

目を爛々と光らせ始めた探偵の眼差しに、俺は思わず後退った。

「て、てめーだって……は、初めてだって言ってたじゃねーか。わかるかよ、そんなもん」

「初めてでも、わかるモンは判るのさ」

チクッ。

「…ッ。きたねっ…名…探偵……」

避けようとした腕の、ちょうど手袋とシャツの隙間の肌に針が刺さってしまった。くそ……なんで。
急速に眠気に襲われる。寝てる間にやられんのか? ひでえ。

名探偵……ワガママすぎ……だぜ……。








ぱちり。ぱち。ぱち。
瞬きを繰り返した。

……どこだ、ここ。

広いベッド。妙に明るい部屋。
名探偵の部屋じゃない。なんか……変だ。
まさか……。

バン! と音がして驚いた。腰にバスタオルだけ巻いた探偵が体中からホカホカ湯気を立てて――バスルームから出てきた。

「目が覚めたのか。おまえもシャワー浴びるか?」

「……………………」

まさか。

「ど……どこだよ、ここ」

「ラブホテル」





――――――――――――――――
朧月(おぼろづき)《2/3》へつづく


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