名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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タイムアウト《1/2》(新一×快斗)

※改題、修正しました。
2012.01.21『クロスステップ』& 同 01.07『インターセプト』のプチ続編です。

――――――――――――――――――


誰だ、あいつ。と、誰かが言った。

その声につられて窓の外を見た幼なじみがオレを呼ぶ。

ねえ新一。あの人、新一の知り合いじゃない? 学ランの……。



学ラン。

……な、にっ??!


慌ててオレも窓に飛び付いて外を見た。

校庭に立つ制服姿の黒羽快斗が、目ざとくオレを見つけ、こっちに向かって手を振る。




女の勘ってヤツは侮れない。

黒羽の話は一度もしてないし、〝そんな素振り〟を見せたことだってないはずなのに。


なんで俺の知り合いだって分かったんだ? と訊くと、

だって……新一いろいろ人と会うことが多いじゃない。だからなんとなくそうかなぁって。

――と言った。

だけか?

少々後ろめたい気持ちと、黒羽が現れた驚きと嬉しさに舞い上がって、オレはさぞかしヘンな顔をしていたに違いない。

新一、行かないの? 早くしないと昼休み終わっちゃうよ。

さらに言い募られ、お、おお。とあやふやな(かなり不自然な)返事をして、とにかくオレは教室を飛び出した。
『ちょっとぉ、なかなかキュートなイケメン君じゃない?! 今度紹介してよー!』と幼なじみの親友の声が後ろで響く。

バーロッ、おめーには強面のカレシがいんだろが。

そうでなくたって…紹介なんかするかよ。

黒羽は…キッドはオレのもんだ。誰にも紹介なんかしねえっ!――と心の中で叫び返しながら、オレは一目散に黒羽の元へと走った。




つづく

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ショートなのにつづくでスミマセン!!
お気軽系のつもりなので、たいした展開にはならないです……(*_*;


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