名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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リハビリ《Aの復習~B》(新一×快斗)

―――――――――――――――

とほほほほ。なんでこうなるんだよ。

絶対真っ直ぐ帰ると誓ったのに学校の正門までパトカーが迎えに来ていて、俺があぐあぐ言い訳探してるうちに佐藤刑事にシートに引っ張り込まれた。

んで事件のあらましを聴いて、ついピンと来てしまい、佐藤刑事に推理を話して解放してもらおうと思ったのだが、どうしても現場で見てほしい物があるの!とか言われて現場まで連行されたあげく第一発見者が犯人であるという定番の結論に辿り着き犯人逮捕に付き合い。速攻解決は工藤君のおかげよヤッター! とか持ち上げられて、帰るっつってんのに遠慮しないでよ!!と晩飯ご馳走になって。いま何時だよ!
うあああ快斗が家で待ってんのに家に着く頃には日付が変わっちまうぅーー;;



ハァ。
しんと静まり返った自宅前。パトカーで送ってくれた制服警官は敬礼をして去っていった。

快斗どうしてるだろう……。
メールはしておいたのだが、心配になる。

――そっと部屋の扉を開けた。

「……」

俺のベッドにうずくまって寝ている快斗のシルエットが見えた。くるりとはねた髪の毛が見える。ホッとして膝の力ががくっと抜けた。
駆け寄りたかったが時間も遅い。俺はそのまま部屋に入らずシャワーを浴び、髪を乾かした。
今日は一日長かったなぁ…。快斗ごめん。そうつぶやいた。


快斗を起こさないようになるべく静かにベッドに滑り込んだ。
(おやすみ、快斗)
柔らかな髪にキスしようとしたら。

「!」

快斗の肩が……素肌だった。え?

快斗が寝返りを打って俺を見上げる。肩だけじゃない。胸も、腰も、脚も。快斗は裸だった。滑らかな素肌に触れてクラリとくる。

「お帰り。疲れてる…?」

「――吹っ飛んだよ」

昨日一緒に風呂には入ったが、こうしてシーツの上で裸になった快斗に触れるのは〝あの事件〟の前以来だった。
温かくてするする滑るしなやかな肌。やがて熱を帯びてしっとり吸い付くように変わる――思い出すと気が狂いそうになった。

「ゴメン…工藤」

そう言って快斗は唇を重ねてきた。柔らかい唇。深い吐息。ダメだ。頭が痺れてホントに抑えが効かなくなる――。

「快斗…!」

俺も着てるものを脱ぎ捨てた。互いの素肌が絡むように密着すると快斗が小さく震えて『ん』と微かに声を漏らした。

今度は俺から快斗に口付けを返す。包んで――含むように。挿し入れて味わうように……絡めて、強く、深く――。
そうして小刻みに震える快斗の肌のそこら中を俺は堪らない想いで触れまくった。
このまま最後までいく。快斗を取り戻せる。そう思った。





20111230

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リハビリ《未定》につづく

※未定、というタイトルではなく、マジで内容が〝未定〟です。(R18)になるのか??(汗);


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