名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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2011年8月26日よりブログ開始
2012年5月GW中にカテゴリ分け再編&アクセスカウンター設置
2013年5月 CONAN CP SEARCH 登録
2013年6月 青山探索館 登録
連絡先:hamanosuronin★gmail.com(★を@に置き換え)
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5日は171年ぶりの名月「後の十三夜」だったそうですが、残念ながら雲に覆われノーム~ン(T_T)。でも昨夜は雲間から十四夜の月が輝いて見えました! そして今夜は満月。見られるといいな(^。^)♪♪

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ぶるーぱろっと《3/3》(新一×快斗)
カテゴリ★17歳
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快斗の笑顔が好きだ。

秘めたキッドの香りが好きだ。

二人のおまえを、オレはオレの腕の中で一つに感じたい───。



カツン!

「今度はどーだ!」

中心を撞いた手応えがあった。狙いどおり手玉がクッションし、赤い的玉にいい角度でぶつかる。

「おっ、いいぞ」

工藤もテーブルに体を乗り出した。

「いけー!!」

───コロ、コロ…、コロ。ことん。

「うおっ、やったぁ!」

ポケットに狙い玉が転がり落ち、俺は飛び上がった。

「ナイス、快斗!」

駆け寄ってきた工藤とハイタッチする。勢いで体が斜めにぶつかった。

「あっ、ごめ」

「いや」

「・・・」

ん?

なんか不自然な間ができた。

「あっ…、あのさ、そろそろ」

「快斗、このあとオレん家こないか」

ええ?

「・・・・」

また妙な間が空く。

「…え、えっと…ジイさん、もう来ると思うから、このへんで」

「ああ」

「……」

沈黙。

工藤が上衣を着る。

いま、俺…誘われたよな?
どうしよう。
だけど、これ以上工藤のそばにいたら──。

「?」

キューを戻して振り向くと、いつの間にか工藤の顔が間近に迫っていた。


咄嗟に動けず、頭が真っ白になる。


温かな工藤の指先が俺の左頬に触れ、そして柔らかなものが唇を覆った。




重なり合う温もりに、陶然とする。




俺──キスしてる…工藤と────。








「ああ、坊ちゃま! 遅くなって申し訳ございません」

「じっ、寺井ちゃ……、おかえり! ええっと、じゃ、また!!」

「は? そちら様は? お友達で?」

「また来るから!」

「坊ちゃま、お飲み物でも…」



バタンッ、ダダダダダダダダダッ!!

工藤と前後して、猛ダッシュでブルーパロットを飛び出した。

人通りの少ない路地裏を走る。
心臓がやたらに弾んで、吐く息は震えてる。
工藤と一緒にいたい。もっと、ずっとそばにいたい。その想いが消せない。

しばらくして、工藤がブレーキをかけて曲がった。
小さな公園だ。暗いから誰もいない。
ようやく走るのをやめて、二人してベンチにへたり込んだ。

「あっ」

少し呼吸が落ち着いたと思ったら、工藤が突然声をあげた。

「どうした…?」

「忘れた。カバン」

「げ」

俺もだ。
やべー。
寺井ちゃん、きっと今頃スゲー怪しんでるぞ。下手すっとコイツが工藤だってバレてるかも。

「好きだ、快斗」

「──にゃ…☆☆」

猫か!(@@); ちゃんと回れ、舌!

「な、に、言ってんだ」

「最初におまえを見つけて、歩道橋でぶつかった時に、ハッキリ気付いたんだ。コナンだった頃から…ずっと」

「は…? 言ってる意味わかんねえ」
 
「快斗」

真剣な目。真剣な声。
近距離で見つめるな。告白なんかすんな!

解ってるよ。このタイミングで冗談言うヤツじゃない。アホかって大笑いして誤魔化せるなら、俺だってとっくにそうしてる。
だけど出来ない。
俺も気付いてしまったから。もう後戻りなんか出来ない。


「…カバン、どうすんだよ」

なんとか気持ちを逸らそうと足掻く。

「戻ろう」

「ダメに決まってんだろ」

「どうして」

「どうしてって」

こんな顔で寺井ちゃんとこに戻れっかよ。ポーカーフェイスなんて、どっかに吹っ飛んでいっちまった。

「と、届けるから。明日」

「明日じゃ遅い。おまえに伝えたいことが、まだまだたくさんあるんだ。快斗」




〝君もいい加減認めたらどうです〟

いつかの白馬の言葉が甦る。

そうだよ。解ってた。気が付かない振りをしてたんだ。それなのに。

迂闊だったのは俺だ。
後先考えずに工藤をブルーパロットに誘ったりして。

こんなに工藤を好きになってたなんて。

想いはついに弾けたのだ。
鮮やかなブレイクショットに散る色とりどりの玉のように。芯を撞かれた想いは胸の中で跳ね返り、駆け巡っていた。






20141108
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※お粗末様です。今回はこの辺で(^^;)。


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「ぶるーぱろっと1・2」「17歳」「発露」「ルパン三世vs怪盗キッド」へ、拍手ありがとうございました!(^^)!

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