名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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掠れた記憶3《1/2》(新一×快斗)
※2012.11.19 & 2013.1.13 up 同タイトル1・2のつづきです。
そういえば、これも『世紀末~』から派生の新快パラレルでした。ちゃっかり場所が東京になっちゃってますが…(*_*;
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夏休みだから構わないだろ、と工藤に押されるまま、俺は一週間ぶっ続けで工藤邸に居候していた。



てか、怪盗の衣装と白鳩を〝人質〟に取られていて、言うことをきかざるを得ない。
アノヤロウ……俺の大事な衣装と鳩をどこに隠しやがった。

怪我もだいぶ良くなって動き回れるようになってきたんで、工藤がチラホラ出かけてる間に探すんだけど見つからない。

まさか工藤邸の大金庫? いや、鳩が死んじゃうし。
まさか外部の保管場所? なら預けの控えがどっかにねえか。
もしかして鳩は動物病院で、衣装はクリーニングに出してるとか。
まさかなぁ。。。
いや、服をバラで別々のクリーニング店に出すって手はあるかも…。

とにかくいつまでも探偵に囲われて大人しくしてるなんて、怪盗の俺としては不本意極まりない。

だから今夜こそ工藤に世話んなった礼を言って、怪盗の衣装と鳩を返してもらうよう頼んで、俺はここからオサラバしようと思っていた。
もちろん工藤が〝はいどうぞ〟とすんなり解放してくれる可能性は果てしなく低いって事くらい、わかってたけど。


案の定、表情を変えずに工藤は言った。

「きけねーな」

やっぱり。がっくり肩を落とす俺。

「そこをなんとか…。俺さ、ホラ、もう元気になったし。お陰様で」

工藤が横目でジロリと睨んでくる。
助けられた手前、強く出られないので、ここは笑顔で応えとく。

「オレが言ったこと憶えてるか」

「え…、ああ、記憶がちゃんと戻るまで……」

「そうだ。全部思い出すまで、ダメ」

「だいたい思い出したよ。多少曖昧なとこもあるけど、日常に差し支えないし」

「その曖昧なとこが一番肝腎なんだ!」

名探偵のこめかみがピクリと震える。まずい。工藤がソファーから立ち上がった。

「え、あ、ちょっ、工藤」

回り込んだ工藤がどかりと横に座り込んで俺の肩に腕を回す。

「オレとの事だけ、なんで思い出せないんだよっ」

「えっ…」

「新しい記憶ほど失われやすいのは確かだが、もっと近い記憶だって戻ってるのに…」

「新しいって……?」

そういやそうだ。
俺たち、いったいいつからソンナ仲になっちゃってたんだろう。

「ちなみに……俺たち、いつから…?」

工藤が俺の肩に回した手に力を込める。痛いんですけど。

「一月…近くなるか」

い、いっかげつ?!

「ええーと、つまりホントに最近ってことだよね? んじゃさ、この際なかったって事にした方がよくねえ? 俺たち…イタタタ!!」

肩に工藤の指が食い込む。
うああー怒った(^^;)? 俺そんなマズいコト言った? だってさ……探偵と怪盗だぜ? 普通に考えたら有り得ないだろ!

「快斗」

「はい…」

「本気で言ってんのか」

「……………」

本気…って言われても。

「おまえがもう少し時間をくれって言うから、待ってたんだぞ」

「そ…だっけ…」

工藤の顔が近い。ハンパなく光る目で俺を見つめてくる。ああーどうしよう、これってヤバくね?

「そうだよ。もう待てねえ。思い出させてやっから来い!」

うわ~きたっ、やっぱそうなる?!

「こ、こええよ工藤、頼むから待てって!」

「待ってたのはこっちだ! 出て行くって言い出すくらいだから、怪我もよくなったんだろうからな」

じたばたしても無駄だった。立場が弱すぎる。避けて通れないだろう事は内心覚悟していた。
それに─────記憶がないと言っても、工藤と触れ合う感覚を体が覚えていることは一週間そばで過ごして自分でも解っていた。






掠れた記憶3《2/2》へつづく

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※毎度パターンではありますが、以下次号、完結編(R18)にて(ToT)/~~

★林檎さーん、ほんとにいつも多謝です!


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