名探偵コナン・まじっく快斗の二次BL小説。同ジャンル諸先輩方の作品に触発されております。パラレルだらけですが基本は高校生の新一×快斗、甘めでもやることはやってますので閲覧は理解ある18才以上の女子の方のみお願いします。★印のカテゴリは同一設定で繋がりのあるお話をまとめたものです。up日が前のものから順にお読み下さるとよいです。不定期に追加中。※よいなと思われたお話がありましたら拍手ポチ戴けますと至極幸いです。コメント等は拍手ボタンよりお願いいたします! キッド様・快斗くんlove!! 《無断転載等厳禁》

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2011年8月26日よりブログ開始
2012年5月GW中にカテゴリ分け再編&アクセスカウンター設置
2013年5月 CONAN CP SEARCH 登録
2013年6月 青山探索館 登録
連絡先:hamanosuronin★gmail.com(★を@に置き換え)
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★2013-2014・新快年越しhappy-SP★
百八つ(新一×快斗)
※あけおめの軽~いショートショートです(^^);
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うとうとして、気が付いたら零時を回っていた。

「まじかよ」

快斗と二人でカウントダウンして、新年開けた瞬間におめでとう!と乾杯する準備をしてたのに。



その快斗はといえば、オレのすぐ目の前でやっぱりソファーに寝転んで撃沈している。乾杯前に、家にあったワインをちょこっと試飲してみただけなのに~。

テレビ見ながら、馬鹿話して大笑いして。快斗が出すクイズを怪盗の暗号だと勇んで取り組んだら答えが阿笠博士マッツァオの駄洒落だったり。

昨日からずっと快斗と二人だ。
一緒に起きて、一緒に買い物して、一緒に飯作って、向かい合って一緒に食べて。

フツーだけど、楽しい。
快斗といられて嬉しい。
新年の乾杯はしそこねたけど。


ゴォーン─────。


あれ……? 除夜の鐘・・・?


ゴォーン─────。


「わぁ、もう年越し終わってる?! なんで起こしてくんねーんだよぉ~」

快斗がガバッと起き上がって半開きの目でオレを恨めしげに見る。

「オレもさっき起きたんだよ。紅白どっちが勝ったか知らねーし」


ゴォーン────。


「おお、百八つの鐘! いいじゃん、まだ年越しムード残ってた! どこで撞いてんの?」

快斗も鐘の音に気が付いて、頬杖をついて耳を澄ましている。

「わかんねー。一番近いとこのは鐘が古くて危ないから今年は撞かないって話だったんだけど」

「空気澄んでるし、夜中だから案外遠くの音が届くのかもな」

「うん」


ゴォーン────。


目が合ったら、快斗がふふっと笑った。

「なあ、工藤、あの鐘の音どこからするのか突き止めね?」

「えっ」

「そこで初詣しようぜ」

「今から行くのか?」

「そう」

快斗が立ち上がってオレに手を伸ばす。

「寒いぞ」

快斗の手を取ると、快斗は〝大丈夫だよ〟と言ってオレの手をぎゅっと握り返してきた。

「工藤といれば温かいから」

「………」

ほんのりワインの香りが漂うキスをした。


オレたちは家を出た。
音を頼りに、白い息を吐きながら。少しだけ駆け足で。
二人、肩を並べて。

オレたちの新年を探しに。





20140101
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※わぁ、あけましておめでとうございます! あっという間に新年・・早すぎ(汗)。


●拍手御礼!
「黒の鎖」「ウルトラキッス」に拍手いただきました~。ありがとうございます!!

以下、『拍手コメント』への感謝御礼です。大晦日に二つも…! ありがたや~もぐもぐ!!(#^_^#)///

●由絆さま…〝ウルトラ萌え〟と言って下さりありがとうございます! 新K新快な初夢はご覧になれそうでしょうか? 今年も妄想暴走にお付き合いいただければ幸いです(^o^)/

●はうわ様…日々ご来訪下さっているとの事、大晦日の新K喜んでいただけて嬉しいです。温かいお言葉ありがとうございます! 仕事が始まったらまたペースが落ちてしまうかと思いますが、懲りずに時々覗いてやって下さいませ!!

※今年も地味に地道に自分なりの妄想働かせてまいります。引き続き宜しくお願いいたしますm(_ _)m
Kid様&快斗くんlove~!!


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