moonlight 新一×快斗

謎かけ（××→キッド）

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目には目を、マジシャンにはマジシャンを――。

私は〝スパイダー〟と呼ばれている者です。以後お見知りおきを、怪盗キッド殿。

[11回]

赤い月（新一×快斗）

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窓際に立つ快斗のシルエットの向こうに、低く赤い月が浮かんでいた。

大きな赤い月は上部が三分の一ほど欠けていて、どこか不安な気持ちをかき立てる。

[10回]

こういうこと《3/3》新一×キッド
（R18）
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俺は今度こそ観念した。

もう――自分の殻に閉じこもるしか自分を守る術がなくなった。

[19回]

こういうこと《2/3》新一×キッド
（R18）
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俺は自分の不用意さを呪うしかなく、あとはせいぜい怪盗の誇りまで奪われないよう、懸命に声を抑えることくらいしかできなかった。

[16回]

こういうこと《1/3》新一×キッド

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探偵に誘われて、俺は探偵の自宅を訪れた。

真夜中、人通りの途絶えた街を駆け抜け、そこだけ明かりの灯されたバルコニーに舞い降りる。

[16回]

このところのお月様の美しさは尋常じゃ無いです。低く赤く大きく、そして毎夜少しずつ欠けながら東の空に浮かぶお月様にうっとり。

[2回]

リハビリ《A》（新一×快斗）

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『待つ』と確かに俺は言った。

言ったが、ただ本当にいつまでも待ってばかりはいられない。

[13回]

薮蛇（新一×快斗）

※お気楽編です。

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「よお、工藤～ 元気やったかいな」

「服部……テメェ何しに来やがった。この家には金輪際入れねぇって、この前そう言ったろうが」

[6回]

月蝕《2/2》（新一×快斗）

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工藤の側にいたいという想いと、近付きすぎては危ないという思いの狭間で揺れながら――実際はこうなる事を望んでいたのかも知れない。

[9回]

月蝕《1/2》（新一×快斗）

※設定イメージは10月20日アップの『睡魔』と同じです。はっきり続きではないですが…。
新一は快斗が怪盗キッドであるとまだ見抜いてない、という状況設定です。

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始めの頃、快斗はなかなか俺に心を見せようとしなかった。

[8回]

罠《2/2》新一×キッド

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俺は脚で背後に立つ男の足を払い、倒れこむ男のアゴを思い切り蹴り飛ばした。

[13回]

罠《1/2》（新一×キッド）

高校生の新一と怪盗キッド というパラレル設定の〝飛行船事件〟より、妄想の一部抜粋です。

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目が覚めると、隣に誰かが倒れていた。薄暗い。頭が痛い。

霞む目を凝らしてよく見ると、その〝誰か〟はモノクルを付けていた。

[15回]